新本部起工式2002年12月2日(月)
 約40年前にCEFの宣教師が神さまの導きにより渋谷の松祷町にあった建物の地上権を売却し、
所沢に500坪の土地を購入しました。そして、お茶畑の中に小学校の廃材を利用した日本CEF
の本部が建てられました。本部事務所、児童伝道学院、宣教師館の3棟からなる、現在の
所沢本部です。このことは、神さまの大きな祝福となり、特に児童伝道学院を通して多くの
児童伝道者たちが日本各地へと遣わされて参りました。しかし、40年経った今、建物と設備は
老朽化し、本部の建て替え、もしくは移転が祈られるようになりました。
 
 移転には四つの大きな越えるべきハードルがありました。第一は移転資金のために所沢の
土地が高く売れること(おりしも所沢のダイオキシン問題が報道され、地価は下落していま
した。)、第二は新本部のために、広くて安い土地が購入できること、第三は予算内で誠実
な施工をしてくれるゼネコン業者が与えられること、第四は宗教法人の所轄変更がなされる
ことでした。どれ一つとっても主の介入と助けがなければ、越えられないハードルでした。
しかし、偉大な力ある神さまが、その一つ一つを豊かに乗り越えさせてくだいました。
 
 その中で、神さまは神の人を備えて用いてくださいました。所沢の土地を好条件で売却でき
るように助けてくださった五宝商事さん(クリスチャンの不動産屋さん)、茨城県玉里村の
1000坪の土地を相場以下の価格で紹介してくださったクリスチャン、また良い設計をし、
良い業者選定を助けてくださったネヘミヤ建設研究所の方々。神さまは要所、要所でこれら
の神の人々を用いて、みこころを成し遂げて行かれました.
 
 これらの経験は、私たちに力ある神さまが確かに今も生きておられ、日本の子どもたちの
救いのために教会に仕える日本CEFを心にとめ、本部の移転という大きな計画を導いておら
れることを確信させるものでした。
 ですから、12月2日に行なわれた起工式は私たちにとって、真実に導かれる神さまを証しす
る喜びのときでした。当日は近隣の牧師先生方や兄弟姉妹も出席してくださりました。

 日本CEFが誕生してから55年。昔も今も変わらずに導いてくださった神さまが、新本部
建築のすべてに至るまで、豊かに祝福し導いてくださることを私たちは見ることができるで
しょう。
 
 いよいよ工事が始まり、児童伝道と教師訓練、また教材の分野で教会にお仕えする基地と
なる新本部が建て上げられて行きます。2003年7月末には完成し、8月には所沢から引越し
する予定です。続いて祈りの手を高く上げていただければ幸いです。

主をほめたたえよ!ハレルヤ!(総主事 安田豊)

日本CEF新本部建設に向けて(1)
         起工式
本部棟(児童伝道学院・事務所・その他)正面
       本部棟玄関 
  この大きな窓はガリラヤ湖のような
  ブルーになる予定  
主が家を建てるのでなければ…  
新本部 建設状況(2)

2003.5.
「主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。」       詩篇127:1

 所沢本部の老朽化に伴い、長い間、祈っていただいていました本部移転が主のくすしい
導きの中、茨城県玉里(タマリ)村で順調に進められています。
 敷地の後ろには、夏にボートの浮かぶ静かな池がある環境の良い場所に、約1000坪の
土地が与えられ、新本部の建設工事が着々と進んでいます。

 現在は、本部棟、教職員住宅、宣教師館の三つの建物の土台が据えられました。本部は鉄骨、
住宅は木造で、すでに棟が建ち上がっています。    
 正面の建物は、児童伝道学院を含む、本部棟です。一階と二階を合わせて225坪です。50名収容
可能な教室(礼拝堂)と食堂と厨房、さらに、男子寮、女子寮があります。また眺めの良い明るい
ロビーや談話室など、交わりの空間もあります。
 冷暖房が完備されているので、冬や夏も児童伝道学院やセミナー、SMP(サマーミッショナリー・プログラム:
中高生を訓練し、子ども伝道を行なうプログラム)等を開くことができると今から楽しみにしています。
 一階には、本部の事務所、教育部、翻訳部、図書室、総主事室、教材展示室、倉庫、印刷室の
八つの部屋が設けられています。
 教職員住宅は、一階、二階を合わせて6室(76坪)あり、一室は家族向けの住居になっています。
宣教師館は39坪あり、2階には、二つのゲストルームが用意されて、海外からのスタッフの来日に
備えています。献堂式には国際本部のカウフマン会長やアジア・太平洋地区主事のタン・チェング・ホワット師も
来日予定ですので、大活躍することでしょう。
 7月末には完成する予定です。すべての工程が主の守りと恵みの中、安全に進められていきますよう
に、続けてお祈り下さい。(総主事 安田豊) 
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完成間近な新本部  6月12日
 茨城県玉里村(たまりむら)から、建設中の新本部の最新情報をお届けします。
 学生寮を含む児童伝道学院や本部事務所などがある中心の建物、本部棟は、5月29日から
外壁のタイル張りが始まりました。薄いグリーンがかった白いタイルは、さわやかな印象を与え
てくれます。2週間後にはタイル張りは完成する予定です。また、各部屋の間取りの鉄柱フレー
ムはほとんど出来上がり、部屋の形が姿を現しました。もうすぐ、鉄フレームの上に壁作りが始
まります。
 職員寮になるアパートは、今、内装のクロス張りの最中で、後はベランダと玄関まわりが残っ
ているだけです。宣教師館もキッチンも入り、テラスやベランダ以外はほぼ完成しています。
 外回りは浄化槽が入り、これから各建物(3棟)からの下水道パイプラインを引くことになります。
皆様のお祈りに支えられ、すべての工事は、7月末の完成に向け、予定通り順調に進んでいます。
 残された工事のために続いてお祈り下さるとともに、引越しの準備をするスタッフに、神さまの
力強い助けがあるようにお祈り下さい。