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食堂
教室 兼 チャペル
池に続く芝生。右側の木立にはターザンごっこができる
木もあります。左側は畑になる予定!?
休憩時間に庭を散策する出席者
レセプションの時、振り付けつきの賛美を
楽しみました!
教室兼チャペルからは人があふれ、
ドアの外にも椅子が並びました。
タン アジア・太平洋地区主事からの祝辞
カウフマン会長の力溢れるメッセージ
    献堂記念メッセージ   国際CEF会長 リース・カウフマン

 今日、皆さまと共に献堂式に出席でき、私はとても嬉しく思っています。今日はこの建物を神さまに
お献げする特別な日であると同時に、感謝と賛美の時でもあります。

 詩篇34篇1−3節は、「私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。
私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。私とともに主をほめよ。共に、御名をあがめよ
う。」と言っています。まことに、今日は、神さまの御名をあがめ、賛美し、ほめたたえるときです。

 神さまはご真実なお方で、私たちが今日、目にするすべてを備えてくださいました。今日、私たちがここ
に集まったのは、主がしてくださったすばらしいことに感謝と賛美を献げるためです。 今日は、聖書の中
から二箇所を取り上げてお話ししたいと思います。

 最初はT歴代誌29:10−20です。ダビデ王は神殿建設のために用意されたすべてのものを献げて祈り
ました。ダビデはこの賛美と感謝の祈りの中で、「私たちは神さまの前には無に等しい者です。私たちが
あなたの神殿建設のためにお献げしたものすべては、あなたの御手から出たものです。そして主よ。あ
なたは私たちの心をお調べになるお方です。どうか私たちの心が聖く、あなたの御前にまったく誠実であ
りますように。」と言っています。長い年月をかけてソロモンは父ダビデの指示通りに神殿を建てました。

 神殿が完成したとき、ソロモンは神殿を神さまにお献げする時を持ちたいと願い、そしてU歴代誌6:14−
16の祈りを主に献げます。「イスラエルの神、主。天にも地にも、あなたのような神はほかにありません。
あなたは、心を尽くして御前に歩むあなたのしもべたちに対し、契約と愛とを守られる方です。……また
御手をもって、これを今日のように、成し遂げられました。」神さまのような方は他にありません。神さまは
だれよりも偉大で、約束を守られます。今日、私たちがこの建物を見るときに私たちもその証拠を見ます。

 私たちは今日、この建物を献堂し、神さまをほめたたえ、神さまに栄光を帰すために集まっています。
けれど、それは警告の時でもあります。

 第一に、この場所が妥協の場所とならないようにするべきです。子どもに伝えるべきメッセージや果た
すべき使命を妥協してはなりません。この場所は、子どもたちに福音を伝えるために献げられる特別な
場所です。第二に、政治的な場所となってはいけません。人間や肩書き、名誉が重んじられるのではな
く、主だけがあがめられる場所となるように。第三に、ビジネス(商売)の場所とならないように。ひたすら
子どもたちに福音を伝えたいという情熱の燃える場所となるように。

 ではこの場所は、どういう場所となるべきでしょうか。第一に交わりの場所、やすらぎの場所、一致と調
和の場所となるように。御霊による一致と愛が満ち溢れ、この建物に入ると、はっきりとそれが感じられる
場所となりますように。第二に、ここがいつも子ども伝道の働き人を訓練し続ける場所となりますように。
子ども伝道をする人々が集まり、訓練を受け、遣わされて行く場所となりますように。第三に、日本の子ど
も伝道の拠点として、神さまからの導き、励ましを得る場所となりますように。第四に、ここではあらゆるこ
とにおいて、神さまのみことばが私たちの権威となりますように。第五に、この場所が神さまのご臨在で満
たされているので、人々が主にふれられて、心の砕かれる場所となりますように。第六に、ここで主が私を
召された、ということを体験する場所となりますように。最後に、建物でも、部屋でも、廊下でも人々が自由
に祈る祈りの場所となりますように。祈りこそが子どもに福音を伝える働きそのものだからです。問題の解
決、敵の働きを打ち破る力、勝利を勝ち取る力、罪から守られる道、働きのための資源を得る方法…祈り
こそは子どもに届く道なのです。

 神さまは日本で献げられた多くの祈りに答えてくださいました。すべて祈りを通してなされたものです。
すべて神さまによってなされたものです。すべて神さまの栄光のためなのです。
西側から臨む本部(夜にはライトで照らされる看板)
                 献堂式

 2003年11月3日(月)に茨城県新治郡玉里村に完成した日本CEF本部で行なわれた献堂式は、
ご真実なる神さまのご臨在に満ちた感謝と喜びの式となりました。160人以上の出席者でチャペル
(教室)は溢れ、ラウンジや廊下にも椅子を並べることとなりました。

 この日のために、国際本部からカウフマン会長ご夫妻が来日され、世界のCEFにとって、大きな励
ましになると喜んでくださり、本部の与えられた意味を深く教えられるメッセージ(上記)を語ってください
ました。

 アジア・太平洋地区のタン・チェング・ホワット主事もCEFのスピリットをチャレンジして下さり、心が燃
やされました。式典では、誠実に施工をし、協力して下さった業者の方々への感謝状や記念品の授与、
さらに献堂式のクライマックス「献堂の祈り」が厳かになされ、本部が神さまのものであり、子どもたちの
救いと神さまのご栄光のために用いられることが宣言されました。

 休憩時間には、本部棟、職員住宅、宣教師館、芝生のある広い庭を自由に散策、見学し、設備の整った
施設を共に喜んでくださいました。

 第二部は、香港からの短期宣教師、バニー姉とパンダ姉による振り付けつきの賛美を子どもも大人も
一緒に歌い、なごやかな雰囲気で始まりました。また献堂記念に制作・販売された「グローイングソング・
CD」の制作ビデオ(グレース宣教会、シオン児童合唱団)が上映され、シオン児童合唱団の先生方や
子どもたちが限られた期間の中で、賛美を練習し、緊張と期待の録音へと臨む様子に、小さな子どもたち
も熱心に画面を見いっていました。後半の交わりも茶菓を片手に楽しく歓談し、三々五々に小雨の中の散
会となりました。

 本部の小人数のスタッフ(フルタイムスタッフ4名、宣教師2名、短期宣教師2名、パートタイムスタッフ2名)
では、引越し後の短期間に十分な準備も出来るのだろうかと思われましたが、金野中央委員長を初め、
近隣の教会の方々が、献身的に奉仕して下さり、出席された方々に心からのおもてなしができました。
C・E・Fの大切なF「フェローシップ」によって、献堂式を主が成し遂げさせて下さったことを思い、心から主と
愛兄姉方の祈りとご奉仕に感謝します。